連弾レッスンで感じた、音楽の面白さ
こんにちは♪ やまさきピアノスクールの山崎夏海です♪
今日は、連弾の合わせレッスンでした🎶
曲は《アナと雪の女王メドレー》
とっても優秀な2人なので、
音を揃えることやテンポを合わせることは、もうほぼ大丈夫そう!
そこで今日は、次のステップへ進むことにしました。
この映画が好きな2人に「この曲はどんな場面で使われているの?」と聞くと、
すぐに「あのシーン!」と答えが返ってきます。
じゃあ、そのイメージを音にしてみよう♪
すると…
さっきまでぴったり揃っていた演奏が、少しズレるように。
「え?さっきより悪くなった?」
――いえ、違います。
2人がそれぞれ自分のイメージを持って音を出し始めたから、
ズレたように感じたんです。
テンポ通りにきっちり揃えて弾くことも大切。
でも、それだけなら打ち込みの音楽や、これからはロボットやAIでもできるかも。
生で、人が弾く音楽には、
感情や空気感、その人にしか出せない音があります。
「この音は、雪を投げるところ」
「ここは、雪が舞い散るように…」
そんな風にイメージを言葉にし、
2人で話し合いながら音を近づけていく。
それを導くのが、私の役目でもあります。
そして、今日話し合って決めたフレーズは、
最初に弾いた時の音よりも、ずっとずっと音楽的で魅力的な響きになっていました✨
…ここはこんな風に弾いて、と私が決めてしまえば、
それは「私の好みの音楽」を弾く生徒さんになってしまいます。
それではきっと、2人の音楽にはならない。
正しく弾くことよりも、
自分たちで考え、話し合い、「2人にしか出せない音」を見つけていくことが、
ずっと楽しいし、意味があると思うのです。
そんなふうに、音楽を一緒につくっていく時間が
私はとても好きなのです😌
次の合わせレッスンもとっても楽しみです😊🎶